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ボヘミアン・ラプソディのmiitanのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
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クイーンが成り上がるまでの過程があまりにも簡潔すぎた。今回の本題はそこでは無かったのかもしれないけど、もう少し下積み時代の苦労を描いて欲しかった。

ロジャーテイラー役のベンハーディが女の子のような儚さを持ち合わせていてすごく美しかった。

ソロ活動を始めたフレディがクイーンに戻りたいと懇願した時、「俺らは家族同然だろ、やり直そう」的な言葉を投げかけたが、自ら仲間を捨てた身分で何言ってんだと思った。

果たしてフレディは自分の身勝手さと派手な夜遊び・当時はまだ禁句だったゲイの話をこんな形で作品にされて、喜ぶのだろうか…

ライブエイドを再現したシーン、本物の映像は見たことないけれど映画の多くの尺をあそこに費やして3曲ノーカットで描写した点は、それだけライブエイドでのクイーンの功績がすごかったという証なのだろうか。

バイリンガルの友人と鑑賞したが、英語が話せない私には理解できない海外の間の取り方や言葉の言い回しがあるようで、映画の理解度には格段に差があるように思えた。
多言語がわかるって大事だな。
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