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ボヘミアン・ラプソディのちはのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
生まれて最初に耳にした洋楽はなんだろう…と思い浮かべる。ズンズンチャ、ズンズンチャ、ズンズンチャ、ズンズンチャ…足踏みと手拍子が自然についてくる、Queenのwe will rock you じゃないかしら。

ということで、『ボヘミアンラプソディ』伝説のロックバンドQueenのボーカルフレディマーキュリーの生涯を描いたドキュメンタリー映画を観た。このバンドの知識なく、ただとんとんとロックの道で成功して行く王道物かと思いきや、違った。とてもドラマチックなバンドで、名曲が出来るまでにはいろんな背景があったんだと。
人種やセクシュアリティにアイデンティティを求めるのが難しかったからこそ、名曲が生まれたんだろう。孤立で孤独のなかで輝き続けたフレディ、本当にカッコよかった。
きっと、あの場所で車が故障して、アルバムの資金は、車を売ってお金にすればいいとあう発想がなければ、この世にQueenは存在しなかったんじゃないかって思う。
耳にした名曲がたくさんあって、あ、この曲もQueenなんだって発見があった。特に思い出があるのが、「 Another One Bites the Dust」だ。17歳の頃、ニュージーランド留学中に校内イベントで歌った記憶が。Queenとしらずに歌っていたなんて。まだ3.4ヶ月目の頃で、このAnother One Bites the Dustの部分しか歌えず。リズムとクラス全体が一体感ある盛り上がりがすごく楽しかった。

まさかエイズで45歳という若さで無くなるとは。私が生まれる一年前ににからは亡くなっていた。知らない私でも鳥肌もので感動したから、世代の人やファンは涙なしでは観られないだろうな。
帰り道はQueenの曲をいくつかダウンロードし余韻に浸りながら帰宅。映画館で見るべき映画に出会えて満足。名曲には物語があるんだなあ。
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