tomorrowkey

ボヘミアン・ラプソディのtomorrowkeyのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
Queenに関して、曲と少しのフレディ・マーキュリーに関する知識しかない状態で見ましたが、いや面白かったです。

フレディが登場する全ての場面で、絵に力があった。
最初は雰囲気に少し驚くのですが、次第に魅力的に感じて、心を掴まれました。

そして物語の流れもテンポが良くて、飽きさせなかった。そもそも、フレディが出てきた時点で飽きないので(笑)

あとは、伝記物の映画なので、転落する所もいくつか出てくるのですが、そこにも魅力がありました。いい作品だからこそ、転落していく様も美しいものになるんだと思います。ましてや、フレディなら。

そして、忘れてはいけないのが、やはり成功している人には良き人や悪い人も集まってきます。その縁の描き方も良く、仲間でなく、家族の在り方をちゃんと見せてくれていたので、良かったです。

この映画は、主役はフレディ・マーキュリーの様ですが、彼の人生における人達全てが主人公だと言ってもいいでしょう。

最後に、歌唱シーンは本人の歌声ではありません。でも、フレディ・マーキュリーの魂は、ラミ・マレックさんが確かに受け継いでました。

でも、本人歌ってないじゃん?いいんだよんなこたぁ(笑)

素晴らしい映画でした。是非とも劇場で楽しんでもらいたい映画です。
tomorrowkey

tomorrowkey