とりわけQUEENのファンというわけでもなかったのに…
冒頭からずーっと目の奥に涙がこみ上げていて、終わった後もなんて言葉を発したらいいのかわからなかった。
天才の成功と孤独という、ものすごいステレオタイプなストーリーなのに、フレディの哀しみが直接心に沁み込んでくるような映画。
周りの人も精一杯愛していたのに、フレディにはそれでも全然足りなくて、なんだかみんなが可哀想だ。人間って。
QUEENの曲はビールのCMソングくらいに思ってたけど、こんな哀しみや勇気を湛えた歌なのだと気がつけて本当に良かった。