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ボヘミアン・ラプソディのKAZUのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.3
とにかく、音響システムの良い環境で鑑賞してほしい。

Queenは約25年前、当事中坊だった私のアイドル。リアルタイムでは無いが、アルバムも集めた思いれのバンドだ。そのあと、音楽的嗜好も変化したりして聴かなくはなったが、いまでも大好きなバンドであることに変わりはない。ウェンブリースタジアムも行ったことあるし、Live Aidの当時のTも所有してる。ボロボロだけど。。

そして、今作だ。
レコーディングのシーン、多重録音や新しくフレーズが生まれる瞬間、何度も繰り返すテイク。音楽に人生の一部を少しでも費やしたことのある方は、興奮して仕方ないんじゃない?きっと監督は音楽の造詣が深いんだろうな。でなきゃ、創れない。

どのバンドも、薬物、金、権利など様々な周囲の雑音で壊されていく。クイーンも同じだ。その始終を克明に描いており、このバンドに愛を感じずにいられない。フレディーの最後やバンドの現状などは周知の通り。綺麗に纏めているので、とても映画的な内容ですが、ひとつのバンドを描いた作品としてとても感動的でした!
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