このレビューはネタバレを含みます
すごい評判になってたから、ひそかに気になってた映画。
でもやっぱりクィーンをある程度聴いてないと、歌が流れた時の共感度は薄めになっちゃうかも。
クィーンの知識→タンクトップ、ヒゲ、ごく数曲のサビ部分、高音の声、以上。これだとちょっと…(^^;;
でもフレディ・マーキュリーが背負っていたのは、あの類まれな歌声、才能、人気だけじゃなかったなんだなっていうのを初めて知って、ストーリーには引き込まれました。
運命的に出会った彼女と順調に結婚まで行くかと思いきや、実はフレディはLGBTだったこと。
押し寄せる孤独や、マネージャー的な?存在だった人物の裏切り。
そして1度は離れかけたメンバーとの絆をやっと取り戻したのに、発覚するエイズの事実。
それでも「可哀想なエイズ患者でいる気はない」みたいに話す場面は、メンバーへの気持ちと、フレディの歌うことへの情熱が伝わって思わず泣きました。
ライブエイドへの出演を家族に報告に行った時、お父さんと抱き合う場面も…(T . T) しっかり泣いてしまった。
ラストの、ライブエイドの場面は圧巻。映画館で観てみたかった。
すごい規模だったんだなー。過去にこんなチャリティライブがあったのも初めて知りました。
クィーンは、フレディなしでは存在できないバンドだけど、フレディにとってもこのメンバー以外での活動は考えられなかったんだなぁ。そこがすごく良かった。
クィーンの事をよく知らなくても、観てみて損はないと思います(^-^)b