ロング，ロングバケーションのタバーのネタバレレビュー・内容・結末

トランプの大統領選の演説が聞こえ、そこにキャロルの「It’s Too Late」が流れているオープニング。途中、トランプの支持者の集会に楽しそうに紛れ込んでいて(トランプ/ペンスの缶バッチもつけている)エラに連れ戻されている。彼は、民主党支持者でレーガンに投票しようとしたエラに怒ったと話しているが、レーガンが誰かさえ思い出せない。キャンプ場で昔の写真をスライドで見ている二人。そして、その写真を他のキャンプの客たちも見ているがこれはとてもいいよね。自分もキャンプ場でスマホやノートパソコンにモバイルプロジェクターを繋いでやっている人は見かけたことはあるが、他人の人生の写真を見るのって結構楽しいものなんだよね。予告編だけを観るとちょっとこんな結末になるとは思わなかった。始めの方でエラが車のシートの下に何かしているなと思ったが、それが何だったのかはラスト近くで明らかになる。そして昔の浮気を話したジョンにどうしてあんなに怒ったのかも納得できた。自分で死ぬ時を選べる権利というのはこれからの日本でも話し合われることになっていくんじゃないかな。息子役のクリスチャン・マッケイはどこかで見た顔だなと思ったらリンクレイターの監督した「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」でオーソン・ウェルズを演じていたんだな。