映画の前半で一部眠ってしまったので…
スコアは無しで。
平日の昼間の回で小さい劇場だったので観客は自分ひとりかもしれないと思ったが、予想に反して7,8名、中高年のお客さんがいた。
いま『シェイプ・オブ・ウォーター』でもなく『ブラックパンサー』でもなくこの映画を選ぶなんて、たまたまの暇つぶしか、それともポスターに余程惹かれるものがあったのだろうか、自分のことは差し置いてそう思った。もしかしたら強者なのか…。
そして映画が始まって終わった。
ラストシーンの後、画面が暗転するや否や、というよりも食い気味に、右斜め前に座っていた60代男性客がすっくと立ち上がり風のように去って行った。速い！
この映画を見始めてから初めて面白いと思う場面だった。
その行動はこの映画に何かを期待していた我々観客の気持ちを代弁しているかのようだった…。
