ニャンタ

ちはやふる ー結びーのニャンタのレビュー・感想・評価

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)
4.0
カルタも受験勉強も恋も忙しい、高校生活の最後の全国大会で、幼馴染3人が決着をつける物語🎐🍉🧧🙇🏻‍♀
 🙋🏻‍♀️『おにぃ、私と付き合って…』
 💁🏻『ごめん、好きな子がおる』
唐突な告白と、新田真剣佑の訛りによる”秒殺の塩対応”が面白いです🤣🫧
️ 仲間の掛け声が、重い空気を打ち消し、逆転劇が楽しいです🍃🪭🤭

 読み上げられる文字数が増えるに従って、取るべき札だと確定できる確率が高まり、”決まり字”の法則が、札を取る早さを決めていますが、場面に並べられた『札の候補が、徐々に絞り込まれる様子』を、札が光る演出で表現していて、お洒落でした🫳🏻*️⃣✳️*️⃣*️⃣✳️

 前作品の映像が流れると、感傷的な気持ちになりますし、部室の映像では、部員達との思い出写真、かるた部を作った時の部員募集ポスター、音がうるさくて使用禁止になった扇風機、すり減った畳など、”突っ走ってきた、かるた部の歴史”を感じました📸🎻

 運命戦で勝てた事がない、太一に皆が任せる闘い方(札合わせ)が熱いですし、いつも裏側でカルタ部の為に尽くしてきた、「太一の青春に、光が当たる展開」が嬉しかったです🔆🌿🙇🏼

 試合で取り合う札に関して、千年前に短歌が読まれた歌合わせに重ねる歴史解説が付いてきて、「千年前でも甲乙つけたがたく、接戦になった闘いで、結局、どちらの札が選ばれる事になったのか」過去の勝敗結果でさえも参考に気になってしまう程、盛り上がる山場があり、『水彩画風のイラスト映像』が良いアクセントになっていて、”かるた千年の歴史”を感じられて良かったです🎋🥋🎨
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