このレビューはネタバレを含みます
若いミュータント達が自身のトラウマを乗り越えていくある種の青春物語。
だがそのトラウマを見せているのは…。
ホラーテイストのX-MEN作品ということで楽しみにしていたが、残念ながらあまり琴線に触れなかった。
X-MEN関連でなければ恐らく見ていなかったかも。
閉鎖空間を利用してもっとホラーに振り切ってもいい気がするが、いかんせん皆の能力が強すぎて物理で怪異をどうにかできてしまうという、ホラーにもアクションにも寄りきれなかった印象。
主人公ダニの独房、未公開シーンにあったカットは絶対入れておいて欲しかったなぁ。
ダニが来る前のメンバーはお互いに過去のことを話したり親睦を深めていなかったのか、その辺のダニありきの展開もちょっと気になった。
あと大量のスマイリーマンは何かの暗喩なのだろうか。単純にスマイルマスクの誘拐犯が醜悪化しただけなのか。
原作に沿ったメンバーチョイスだと思うので、X-MENとの合流など別の活躍も見てみたかった。