このレビューはネタバレを含みます
オーソドックスなパニック映画という作りで特に不可もなく、まあ主人公がドウェイン・ジョンソンな分で加点が入るな…
などと呑気に思っていたらラスト30分でブチ上がった。
まさかのジョージとの共闘。大きい筋肉ゴリラと小さい筋肉ゴリラとの激アツバディ!
序盤から見せていた、手話も通じるほど賢いジョージとの友情が単なるフレーバーではなく最高の形で活かされた。
最後もジョージ死んじゃうのか…仕方ないけど悲しい…とメソメソしていたら死んだふりでケロッとしていてウルトラハッピー。最高。
(この死んだふりのくだりも、中指を立てたりとジョージが結構ちょける奴だという序盤からの振りがしっかり活かされている)
このハッピーエンドがあまりに嬉しくて終わった瞬間拍手してしまった。
元凶の奴らは無様に死んで、ちょっと嫌な奴は適度に改心して良い感じの仲間になり、ヒロインとの余計なロマンス要素などもなく、引っかかるところが何もなくて気分の良い映画だった。
犬が殺されなかったのも◎。