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ランペイジ 巨獣大乱闘のvilljobbaのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.0
すっごい脳筋なバカ予告からの、真面目なオープニングとクオリティの高いパニック映画の展開!
からの、後半は結局バカ映画!!(褒め言葉)
……からの、まさかの涙。映画館で泣くなんて滅多に無いです。

一番の魅力は、当然大迫力で描かれる怪獣たちの都市大破壊。
そして散々脳汁の出る破壊シーンを長々と描き、お腹いっぱい(普通の映画ならクライマックス)になったところで始まるタイトル(邦題)の回収。え、まだ戦闘みれるの!?しかももっとアツい!
規格外のデカさ、パワー、丈夫さを持つ「四体」の怪獣の死闘はもうお口ポカーン。
ここでドウェインジョンソンと白ゴリラの絆が活きてきて、白ゴリラに感情移入して涙涙。ウホウホ(T-T)

前半は先述の大破壊シーンを実現するためのセットアップを丁寧に行うことで、ワクワクするパニック映画の展開が楽しめる(いつもの)。
前半からもう各キャラがしっかり目立っている。人間よりゴリラが好きで元軍人の霊長類学者(意味不明)のドウェインジョンソンは、ゴリラとの絆や本人の過去がしっかりと語られて感情移入できる。
周りのキャストより年上の41歳にはとても見えないナオミハリスの背景も泣かせてくれる。
そしてコートとドレスを纏う悪女が似合いすぎるマリンアッカーマン。適役すぎて笑う。死に様も悪役っぽくて最高。
序盤しか出ない動物園の同僚達すらもキャラ立ってるし、派手で長くてイケメンな登場シーンがある割に出番の短いジョーマンガニエロも、怪獣の強さを教えてくれるイイ役だった。

怪獣大好き人間も満足させるであろうド迫力の破壊と戦闘、丁寧でかつ飽きさせない展開とバカ映画特有の脳筋展開のバランス、キャラクターの濃さと、バカ予告からは想像できない魅力の数々が詰まっていました。ウホウホ
観るならやっぱり映画館で!

推しメンはやっぱりワニさん🐲
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