期待せずに鑑賞しましたが中々良かったです!
リーアム・ニーソン主演のアクションもふんだんに盛り込まれたサスペンスです!
元刑事で現在は保険会社でバリバリ働くマイケル。
彼には金が要ります。
大学に入学する息子の学費。
まだまだある住宅ローン。
気づけばもう60歳。
定年まであと5年。
と思っていた矢先の突然のリストラ。
茫然自失で帰路に着こうといつも利用する電車に乗るマイケルですが後ろの客に押された瞬間、携帯を何者かに盗まれます。
全くついてないマイケル。
これからどうしていいか分からない彼ですが、いつも顔を合わせる馴染みの利用客と、いつもの軽い挨拶と少しの世間話。
「何かあったかい?」
「いや」
帰って妻と息子に何て言えばいい?
重い気持ちのままのマイケル。
好きな読書をしている彼の隣に見知らぬ美しい女性が座り、唐突に話し始めます。
この車両の乗客の中に重要なモノを入れたカバンを持った人物を探し出して欲しい。
名前は偽名で"プリン"。
その人物は終着駅まで降りず常連客では無い。
見つけてくれたら10万ドルあげる。
とりあえずトイレに前金の2万5000ドルがある。
残りはこの"ミッション"が成功したらあげる。
そう言い残しジョアンナと名乗る女性は去って行きます。
冗談だ。
にわかに信じられないマイケルでしたが、報酬の額に心が揺れます。
半信半疑のまま、トイレを探ると本当に現金で2万5000ドルが隠されています。
思わず彼はカバンに入れてしまいます。
マイケルに依頼した人物とは?
そして重要な物をもつ"プリン"とは?
こうしてマイケルの長く危険な"トレインミッション"が始まります!
序盤から驚きの連続でした!
沢山いる乗客の中から目的の人物を見つけ出そうとあらゆる手を尽くすマイケルですが、失敗する度に見えない敵が非情で容赦ない仕打ちをしてきます!
乗客の中にもクセ強キャラ、怪しいキャラが居て終盤までプリンが分からなかったです!
個人的には中盤のド派手アクションはいらなかったんじゃ?
と思いました。
迫力はありましたけど。
ミッションを仕掛けた人物、その理由に関しても大して驚きは無かったです。
個人的に良かったのが"プリン"の正体は他の乗客の前で明らかになります。
このミッションを仕掛けた人物を撹乱する為、プリンの命を守る為乗客の何人もが"プリン"を名乗るシーンです!
見知らぬ人たちが見知らぬ誰かを守る。
この美しく勇気ある行動が感動しました!
リーアム・ニーソン始め、ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、サム・ニール、フローレンス・ピュー等キャストも豪華でした!
終始スピーディーな展開で退屈はしませんでした!