リーアム・ニーソンの映画にハズレなし、の法則は今のところ継続している。自分的に。今まで見た中で、彼が主演、もしくは脇役でも出演した作品で、駄作、と思われるような映画はひとつもなかった気がする。
この作品は「アンノウン」「フライトゲーム」「ラン・オールナイト」に続く、ジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンのコンビによる4作目になるわけで、「ラン・オールナイト」だけは未見なのだけれど、全2作とまあ、だいたい同じような雰囲気であり、やはりリーアム・ニーソンあってこその脚本、つまり真面目でタフな主人公が傷だらけになりながら巨悪と孤軍奮闘、頑固に対決する的な世界観のような気がする。
この作品に関しては、ニューヨークの美しい情景を切り取る撮影監督の腕もかなり良かった気がするなあ。