ウォレス

リングのウォレスのレビュー・感想・評価

リング(1998年製作の映画)
3.8
2強Jホラーの一つ。
レジェンド級に有名ですが、実は初鑑賞でした(๑>؂•̀๑)テヘペロ
『呪怨』を観たのならこれを観ないわけにはいかぬ…と思い鑑賞!

『リング』
どうせつまんないでしょ…とか思ってナメくさってたんですが……
めっちゃ面白かったです…(´ºωº`)

これだけ語り継がれるだけありますね。
正直『呪怨』よりも断然こっち派(^ω^;)


『呪怨』はストーリーなんてあってない様な感じで恐怖シーンに力を入れたような作品でしたが、こっちは結構ストーリー重視で、物語で恐怖を与えてくれました。

観たら殺されると噂の「呪いのビデオ」を観てしまった松嶋菜々子が残された時間でそのビデオの真相を突き詰め、迫り来る「死」を止めようとするが…という内容。

なぜそのビデオが存在するのか…貞子とはどういう人物で、なぜ彼女に関する呪いが存在するのか…
など…謎解きをちゃんとやってくれるので夢中になって観ちゃうし面白いんですよね…(^ω^;)

「なぜそうなってしまったのか」を知るとやっぱり恐怖って膨らみますよね。
アホくさいなぁ…と思うところもあったんですが、普通に怖いし面白かったです。

しかし恐怖シーンは少なめ。
派手な怖さはあまりありません。
その点『呪怨』の方が優れているのかもしれない…ですがボクにはこっちの方が怖く感じた。

やっぱりホラーでもストーリーってめちゃくちゃ大事なんだなって改めて感じました(´ºωº`)ww

「物語の恐怖」があって初めて「視覚の恐怖」が生まれるんですよね。

あと、貞子の存在感を最後まで薄く保ってたのも逆に怖かったです。
台詞一切無くて、顔も見えない、後半に人物像が浮かび上がり、最後の最後で姿を現す……下手に途中で出してビビらせるより、そうやって幻的存在を作り上げた方が怖いですね(´◦ω◦`)

しかしオチは微妙。
呪いを消す方法は彼女を見つけることでは無かったということ…?
貞子はただ沢山の人にそのビデオをみせ、自らの存在を知って欲しかったのでしょうか…?

でもせっかく面白かったのに最後の最後でアホくさいオチになったのはやっぱり残念(´-`*)

しかしエンドロールの『feels like HEAVEN』がかっこよすぎて許せました…
全く合ってない様ですごくこの映画とマッチしている気がするなこの曲。
サビを聴いたとき…改めてこの伝説的ホラー映画の凄さを感じた気がする………
ウォレス

ウォレス