キムタクと二宮ｸﾝの熱演が想像を遥かに超えていた。
キムタクは全てのトーンを抑えているような演技なのに、それともそうであるからこそなのか、うちからみなぎる情念のようなものが迸っていたし、ニノは緩急がすごい。
吉高由里子、松重豊らはもちろん松倉を演じていた人もすごかったし、ちょっとしか出てないキャストもみなキャラがたっていた。
ここから下はネタバレあります
インパール作戦やネオナチ等、気になるワードが出て来るけれど割とサラッとしていて本作に必要であったのかよく分からないのと、あと丹野とその妻、義父とのことが、丹野が義父の罪を被せられ自死に追いやられたのかな、というのは分かったんだけどこの家族のことがよく分からなかった。
最後、最上が沖野にこの件を持ちかけ断られているが、このまま話が終わってしまうのならもやもやしてしまいます。
