太郎

ミスター・ガラスの太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

アンブレイカブル、スプリットとどちらも観たのは最近ですが、面白かった!!!
お決まりのシャマラン監督の堂々としたカメオ、息子役のスペンサー・トリート・クラークがそのまま続投。またアニヤ・テイラー・ジョイの美しさが増していること…!!役者は揃った!という感じで非常に興奮しますし、しかもその興奮は最後まで続きます。
ジェームズ・マカヴォイの演技は何度観ても息を飲みますね…。今回、字幕しか無くて変化がわかりづらいかも、と不安だったんですが、要らぬ心配でした。マカヴォイ演じるケヴィン(達)とケイシーの一見ストックホルム症候群に見えなくも無い心の繋がりは、2人の境遇が似ていた事も原因かな。でもお互いに心を許せる存在になったのは見ていて嬉しかったです。
ラストに関しては、キャラに思い入れのある身としては非常に辛い最後でしたが、でも見事にやり返していて気持ちが良かった。ミスター・ガラスの手のひらの上ってわけか。
「これはオリジンストーリーなんだよ」というのは「信じる者のオリジンストーリー」という意味だったんですね。
あと、このシリーズを自腹まで切って完成させたシャマラン監督の執念の勝利。何度でも観たいです。
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