Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ミスター・ガラスのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
4.2
【限られた可能性、無限大の才能】

3作目にしてやっとテーマ(ミスターガラスの本心)が分かってきた。『エンドゲーム』とほぼ同時期に見たけど、全く毛色の違うヒーロー映画だな。まあこういう作品があってもいいと思う。

恵まれた才能があるのに、活かす機会を社会に奪われたヒーローたち。観念論的な意味で解放された彼らが今後居場所を見つけられることを願うよ。

ラストでこれで終わってしまうのか?と思ったけど、最後に見事などんでん返し。やっぱシャマランって凄い。彼の作品は賛否両論になることが多いけど、今作は世間にも受け入れられやすい気がする。



「君は永遠に9歳だろ?凄いことだ。君は世界の本当の姿が常に見える。永遠の子供だ」