3人によるトリプル主演ではなくマカヴォイ劇場という感じ。ただマカヴォイの24もあるという人格が結局物語においてあまり重要な意味を持たないんですよね。なんだか残念。またミスター・ガラスももうちょっと天才的な部分を見せて欲しかった。
それでも先の読めない展開なのは嬉しい。ハリウッド大作にありがちな均一化されて予定調和な作品ではなく、不恰好でもいいから変わったものを見たい!なんて人には合う作品だと思います。自分は結構好き。
それにしてもシャマラン監督はぐんぐんと演技が上手くなっていますね。ちょい役ながら今回はやけに印象に残ります。どうせならこのシャマラン・ユニバースの行き先に"主演"シャマランさんがある事を期待したい!(笑)