このレビューはネタバレを含みます
楽しみにしていた作品。
予告を観た時は何で最初は白黒なのに途中から色が？と思っていたけど、メイクの力だったと知りストーリー以外の面でもワクワクさせられた。
度々挟まれる、病室で看護師に物語を語るシーンが少し邪魔に感じてしまっていたけど、ちゃんと最後に理解出来たので(気付くのが遅い？)良かった。
とにかく坂口健太郎が可愛くて笑えて、実際はナルシストっぽいところもあるイメージだけど情けない表情もしてくれるから好感を持てる。そして彼の涙の演技が他作品を観ていてもとても好きで、今作もやはり良かった。
後は北村一輝さん！凄く好き、何あのキャラ（笑）ツッコミたくなるけど決して悪い人じゃない、寧ろいいこと言ってくれる。勉強になります！
「どんな映画にもいいところはあります」
確かに好きじゃない作品でも部分的にいいところがあることは多いかも。
この作品のいいところは綾瀬はるかの台詞。
命令口調が多かったのに「抱きしめてくれないか」ではなく「抱きしめて」。
「綺麗なもの」で連想するものを言う時
「蛍」ではなく「蛍を見てる時に言ってくれた言葉」。
大事な時にちゃんと素直に言葉として伝えられるところがこのお姫様の魅力の1つなんだろうな。
どんな映画にもいいところがあると信じて今後も映画を純粋に楽しみたい。
