今夜、ロマンス劇場でのとまぴゅーのネタバレレビュー・内容・結末

家族がBlu-rayを買ってきたので。宣伝で地雷臭を感じたから避けていたけど、思っていたよりは良かった。
宣伝で見た時は綾瀬はるかの口調と性格が乱暴で気になっていたが、乱暴者設定の映画から出てきたということなら許容範囲内。それに人に触れると消えてしまうなら、すぐ触ろうとする人を殴る過剰防衛も仕方ないということでOK。

若い頃より坂口健太郎が老いてからが好きだな。坂口健太郎自身は質素な生活をしていそうなのに、綾瀬はるかにはいつも綺麗な恰好をさせていて愛を感じる。
綾瀬はるかの衣装チェンジはどれも可愛くて魅力的。でもそれより良かったのが坂口健太郎。二枚目役より、この映画のような三枚目役の方がずっと良かった。王女様に振り回される下僕が似合っていた。

突飛な出会い方なのはそこまで気にはならなかったけれど、ツッコミを入れたくなるようなところは結構あった。
落としたという御守りが、まるで道中のリヤカーから投げ捨てたような位置に落ちていたり、触れられないはずなのにどうやってぴったりな指輪サイズがわかったんだろうとか、人に触れないで(ぶつからないで)坂口健太郎の最期を看取るまで生活するのは可能なのかとか。あとファンデーションの消費量が凄そう。洋服の洗濯も絶対大変だわ。