Rebel

今夜、ロマンス劇場でのRebelのレビュー・感想・評価

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
3.4
内容の良し悪しは後述するとして、60年代の日本映画文化を知られるところが印象的だった。

今でこそ、イケメンといえば坂口健太郎のような塩顔が主流だが、昔は北村一輝のようなホリの深い醤油顔だったり…。

私たち遅れてきた映画世代は、Blu-rayやDVD、配信で気軽に観られるが、昔は映画は映画館でしか観られなかったという、至極、当然といえば当然なことを認識して、感動してしまったり…。

映画好きなら、誰しもあると思うが、本当に「私だけの隠れた作品」「私だけのヒーロー・ヒロイン」に酔いしれて、カスカスになるくらいその作品を観込んだり…

あと和製オードリーを演らせるなら、たしかに綾瀬はるかしかいないだろう。オードリー同様綾瀬はるかの可愛さには、不思議な破壊力がある。

さて、内容…、『カラー・オブ・ハート』『ラスト・アクション・ヒーロー』『クレしん夕陽のカスカベボーイズ』
『ローマの休日』の良いところを切り取った感じ…。

前半部の映画愛に満ちたストーリーのまま、突き進んで欲しかったが、やっぱりそっち行っちゃったか~、そりゃそうだよな…と。

決してつまらなくはないし、ラストはなかなか泣けるので、ヒマだったら…。

2020.104
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