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マイティ・ソー バトルロイヤルのIdeonのレビュー・感想・評価

3.5
故郷アスガルドが炎に包まれる予知夢を見たソーは、ムスペルヘイムの王スルトを退治するべく、アスガルドを離れていたが、帰って来ると父王のオーディンの姿が見えない。ロキの陰謀で地球に追放されていたのだ。ロキを問い詰め、漸く父を見つけたが、二人の目の前で父の寿命は尽きてしまう。すると、父が封印していた死の女神、姉のヘラが復活し、再びアスガルドを支配しようとする。ソーの必殺ムジョルニアも通じない。ヘラの強大な力の前に、異世界に飛ばされたソーは反撃を試みるが…というお話。
ケネス・ブラナー監督で深刻な舞台劇といった風情だったソーのシリーズが、ここに来て、ガーディアンズオブギャラクシー風味になっていて面食らってしまった。ラグナロクがバトルロイヤルになってしまって、邦題は大顰蹙だったが、実際見てみると、バトルロイヤルと言えなくもない。ソーの忠臣役の浅野忠信が瞬殺されたのが悲しかった。予告で移民の歌が流れていたが、本編でも堂々と使われていた。芸風変わりすぎである。
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