とぽとぽ

映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活のとぽとぽのレビュー・感想・評価

1.0
スゴく濃いのにスゴく薄い、それら全ては脚本のせい。大人の都合で感情移入できないキャラに使い捨てられていく妖怪たち。反応がおかしいシーンもチラホラ。情報量は飽和状態で、新しいオモチャもいっぱい。カワイイよりカッコイイを売ってくる。まるでウルトラマンの映画みたいに怒濤の一日が展開されるのだけど強い敵キャラの存在感は弱く影は薄い。
なんでもあり!前から後ろから上下左右、古今東西の胸熱に繋がりそうなものをドラゴンボールはじめ出典しまくり。トウマがドアを開けなかったから勝手に悪いみたい、まるでそれが諸悪の根元のような。そんなの大人の都合だろ!あと、鬼太郎は本当に不要な使い方。
大人の都合を押し付けているし。主人公たちは本来能動的に動き自身で決断して何かに辿り着くべきなのに、本作はそういう風に書かれておらず、むしろ殆どずっと受動的に周りから勝手に頼んでもないのに教えてくれたこと・渡してくれた物をそのままするだけ。
とぽとぽ

とぽとぽ