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バーフバリ 王の凱旋のスカポンのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.8
採点はフィルマークスの形式に合わせて4.8点としておりますが、私独自の集計方法だと6億点は優に超えます。
マイナス0.2点は前作観ておけばよかった、というものなので5点満点をつけられない私が悪いのです。
上映館頼むから増えてくれ…こんな面白い映画中々ない。

インド映画は「きっと、うまくいく」ぐらいしか観てなくてこれが2本目だけど、2本目の「バーフバリ 王の凱旋」も大当たり。
面白さのスパイスを全て、これでもかとブチ込んだ作品。

カーブでも一切ブレーキ踏まずにアクセルベタ踏みでサーキットを最高速で走り抜けるような映画…というのが鑑賞後のイメージ。
山ほど人間を出してるから、アクションやっても何をやっても画面がとにかくダイナミック。ハリウッド映画とはまた違う迫力だった。
登場人物の心情を歌で表現するので、話のテンポが落ちないのはインド映画ならではの表現方法なのだろうか。

脚本も巧みで、重要シーンはその前に小さな前フリがあるので、唐突感が無く納得して観られる。
父バーフバリは男でも惚れる器の大きさで、回想で丹念にそれを描くから(長いけど)、子バーフバリによる父の仇討ちに観客が正当性を感じるように作られてる。

観てる時の心の中のセリフが「うおおおお!!!」「すげえ!!!」「かっけー!!!」「なにこれ!!」「ああ…」「おお…」「うわー!」というのがほとんどだったので、バーフバリ観るとサーバルちゃんになれます。
貴方もサーバルちゃんになって我が王バーフバリを称えましょう。
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