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バーフバリ 王の凱旋のbopapaのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
3.8
2018年 103本目

一作目で活躍したインド式ストーカー王子の父親のお話(演じてるのは同じ人)が主なのですが、父親のがカッコ良いな!そして息子のストーカー気質は完全に父の遺伝だという事がよくわかりました。父子ストーカーとかハードル高過ぎ。


今作の主人公(父親)も息子に負けず劣らず無駄にスタイリッシュ。スタイリッシュ流木乗りとかスタイリッシュ暴れ牛乗りとかスタイリッシュコンビネーション弓矢とか、ともかく全部スタイリッシュ。

ハリウッドなら絶対やらないだろうなこの描写って感じが続くのですが、バーフバリの画面パワーが凄すぎて、只々その勢いに引っ張られていきます。

そしてその勢いが頂点を迎えるのが「父親と同じように知恵を絞れ!」とカッタッパに言われて知恵振り絞った、椰子の木パチンコのシーン。あれ大爆笑しながら拍手もしちゃいましたよ。

劇場で観てても拍手した自信あるくらい凄かった。インド映画が凄いのかあの知恵を出したバーフバリが凄いのか、ともかく凄いよバーフバリ!

最終的に宿敵(であり叔父)のバラーラデーヴァを倒すのが目標ではあるのですが、この親父も25年経ってもムキムキで巨大牛を素手で倒しちゃうような化け物なので、どうやって勝つのさ?的な不安感も混ぜながら物語はアッと言う間にエンディングまで走ります(誇張でなくホントにアッと言う間!)。

これは楽しい映画だったな〜、「最近観たインド映画ではバーフバリ」的な事をやたらと耳にした意味がわかりました。
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