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白い鳩のnagaoshanのレビュー・感想・評価

白い鳩(1960年製作の映画)
4.5
フランチェスク・ヴラーチル監督作品!

フクオカシネアスト⑨

今回からは世界をしなやかにリードしたチェコ・ヌーベルバーグを今!と題してかなり気合いの入った企画です!(^^)

上映前にヴラーチル監督の作品の音楽を担当しているチェコの映画音楽の作曲家スデニェク・リシュカのサントラを聴かせていただきました!
60,70年代の懐かしいSF🛸の音楽みたいで楽しい。

作品は監督36歳で初の長編映画ということでしたが凄まじい完成度!
画とカメラワークと映像美、空間を縦横無尽に操りワンシーンごとに唸りまくりの素晴らしい作品。

伝書鳩🕊が飛び立つバルト海、プラハで暮らす車椅子の少年と上の階に住む画家との交流、鳩を待ちわびる飼い主の少女とその3つの場所でのシーンを少年と少女を交互に移し展開していくシンプルなストーリー。

特にプラハのシーンでの画家と少年のシーンは印象的なシーンの連続でのめり込みながら画面を追いました。

画家の描く絵🖼が凄い!

鳩の羽の舞と建物の構図とロングショット…

最後の少年に起こる奇跡‼️ラストのシーンは震える‼️(^^)

これ本当に観る機会が少ないので要チェック!

良か映画!
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