エリート検事を目指す男の話。
検事の世界をギャング映画というか、スコセッシ風に撮っているのが面白かったです。
まぁ、主人公のモノローグ、テンポの良い編集、音楽の多用、退廃的な世界観…と、いくらなんでも『グッドフェローズ』過ぎるだろ！と思わなくないんですけどね。笑
ただ、１つ１つの演出はアイディアが豊富で見ていて飽きないし、“義兄弟”という韓国ならではの設定が加わっているのも良かったと思います。
ラストの展開も、まさに「やられたらやり返す」という感じで、カタルシスがありました。
１人の検事の成長物語としても、権力という名の暴力で成り上がる、ギャング映画としても見れる作品です。
