まの

英国総督 最後の家のまののレビュー・感想・評価

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)
3.3
パッケージを見て鑑賞した作品だったので、観ていくうちに内容の濃い作品だと気づきましたが、実はもっと明るい作品だと思っていました。

イギリスの統治から返却される時にインドがインドとパキスタンに分断された(インド独立運動)行程が描かれた作品でした。インドでの宗教の問題や、分断の結果が出るまでに多くの人が犠牲になったことや、最後のイギリスの総督は独立後のインドに残り人々の為に頑張った話など知らない事ばかり。総督の奥様もとても知的で志のある方でした。

ラストに宗派の違う二人が結ばれたのが唯一の救いの映画だった様に思います。
この映画を観なければ分からなかった世界を見た様に思います。
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