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英国総督 最後の家のkazのレビュー・感想・評価

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)
3.0
通勤鑑賞177作目。

インドとパキスタンの分離を描く。
観始めは、最後の英国総督の家族の物語かと思ったが、お話は段々と深刻で政治的なものになっていく。

総督の誠実さは分かるが、それでも彼はやはり英国人であって、インド人ではない。ここにどうしても越えられない壁があるのだ。

宗教で国境を引くなんて、と無宗教な日本人であるところの私は思うが、インドに住む彼らにとっては、宗教は絶対なのだ。

また、インドとパキスタンの分離を描きながら、1組の男女の恋模様を描くのだが、ラストにこれが効いてくる。

ただの歴史の物語ではなく、しっかりと映画としてのエンターテインメントの側面もあり、最後まで目が離せない。

ラストはベタだが感動した。

星は3つ。3.7くらいはある。
観て良かった。


あと、インドの電車に乗る根性はない。
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