トルコ移民のヌーリと結婚した
カティヤは息子のロッコと3人で
幸せな家庭を築いていた
ある日、白昼に起こった爆発事件で
夫と息子が犠牲になってしまう。
その事件はネオナチによるテロである
可能性が浮上するが…。
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愛する人を突然亡くす悲しみ
爆破犯との裁判
言い難い喪失感が終始漂います
この重苦しい雰囲気を
増長させているのが
降り続く雨とカティヤの涙。
それから幾度となく流れる血。
あまりにも印象的すぎて
なにを表してるのか考えながら見てた
サウナや涙や雨やお風呂は
悲しみや絶望。破滅。
鼻血や刺青やリストカットや生理は
揺れ動くカティヤの気持ちかな？
カティヤが何かを決断する時には
必ず血が流れていた気がする。
雨が降り止み、止まった生理
穏やかな海と、母を呼ぶ息子の動画
そしてまた始まる生理……
ああ、すごくいいな。
この感情の起伏と生命の綱渡り。
┈┈┈┈┈┈┈┈ ⚠︎︎ ここからネタバレ
タイトルの意味
みんなはどう判断しましたか？
"殺すという決断をしたこと"かな？
わたしは
"死ぬという決断を二度したこと"
かなと感じました。
「ママもこっち来て」
仕返しをしたかったのではなく
家族の元に行きたかったのかなと。
