このレビューはネタバレを含みます
飛行機で視聴。
3つのセクションに分かれている作りだった。
開始5分ほどで問題提起。
そのあと8割ほど裁判。
残りが裁判後。
という作り。
夫と息子を失い、一番後悔の念や辛い思いをしているのは妻であり母のカティヤに違いないのに、
葬儀で心無い言葉を吐く親族にひどい嫌悪感を覚えた。
裁判は、検事の役者さんがとても迫真な芝居で引き込まれた。
判決が下った時の、絶望感と、なぜ?という気持ち。被告の表情に対する思い。
主人公と同じ気持ちを共有した気がする。
そのあとカティヤがとった行動と葛藤。
鳥と、生理(と解釈したが)が表すものが、彼女の葛藤のメタファーなのではないかと思った。
ラストは、ああするのがカティヤにとってベストだったのだろうか。考えさせられる。