ベルリンの壁崩壊から30年。
ドイツでは未だ移民問題が続いている。移民の受け入れを推進しているのは事実だが、善意の裏に潜む影も大きく暗い。
日本には民族という概念が殆ど無いのであまり現実味が無いが、今作で描かれている様な惨劇は、ヨーロッパを始め多くの国で起こっていること。しっかりと世界を知らねば。
生まれた場所、話す言語、信じるもの、そんなんが理由で愛する人を殺された時、どんな気持ちなんだろ…
ドイツを舞台に、ネオナチの爆弾テロによりトルコ移民の夫と息子を失った女性が復讐のために立ち上がる姿を、昨今の移民問題と絡めて描いた社会派ドラマ。第70回カンヌ国際映画祭では主人公を演じたダイアン・クルーガーが主演女優賞を獲得している。
ぜひぜひ