ディベートのシークエンス含めセミドキュメンタリーかのようなタッチ。
扇情性を抑えて、この時代に直面していた問題を炙り出すには言葉を端折らずに長尺で見せる必要があったろう。
近い将来に命の危険が迫る。
目に見えないウイルスを、移民問題や先鋭的異教徒や不均衡貿易などに置き換えてみる。
状況を整理して、行動手段を模索して、行政に訴えかける。
特別な人種が必要に迫られているからだ、と対岸の火事を眺むる。
そんな余裕が徐々に奪われていく。
不安の芽が頭を擡げたら多幸感溢れるサウンドとビートが効くかもしれない。
BPMはやや抑え目がイイ。
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主演の男の子が、ドイツのサッカー選手エジルに似てる。
安定のブロンスキ・ビート。
音楽はもっと使わないと勿体ない、