あくとる

俺たちホームズ&ワトソンのあくとるのレビュー・感想・評価

俺たちホームズ&ワトソン(2018年製作の映画)
3.0
"レイフ・ファインズの無駄遣い"

大好きな『Step Brothers』の主演コンビと傑作『IDIOCRACY』の脚本家が組んだ…と言えば良さそうに聞こえてくるが、残念ながらラズベリー賞4冠に輝いてしまった作品。
期待値はだいぶ低めに鑑賞。

全編が本当にしょうもないギャグと下ネタのオンパレード。
体を張ったギャグには思わず笑ってしまったのが悔しい。
ストーリーが著しく弱いのが残念。
基本的にウィル・フェレルらのファンじゃないとキツイ内容だろう。
批評家が否定的なのは当然。
ホームズファンに喧嘩を売ってしまったのもラズベリー賞受賞の要因かもしれない。

期待値を下げまくったおかげか、個人的にはそこまで悪い作品とも思わなかったし、むしろ微笑ましく観た。
しかし、人に勧めるかと言われると難しい。
わざわざ有限な人生の時間をこの作品に使うのはお勧めしない。