まみむめも

女王陛下のお気に入りのまみむめものネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

前にも観てるので2度目。

衣装が素晴らしく可愛い!!
調度品やセットにもこだわりが感じられて、まずはその素晴らしい世界観と映像美が楽しめる。

体の弱い醜女のアン女王と幼馴染でアンの代理で国の政務を取り仕切るサラの元に召使としてやってきた野心家アビゲイル。やがては毒を盛ってサラまで陥れ、アン女王の側近の地位を手に入れるまでが描かれている。
アンがレズビアンだったり、知能が低くて不安定な精神の持ち主として描かれているのは大丈夫なの??とこちらが不安になったりもしたものの、まあ、実際あったことなのかもなぁと思わせる脚本はうまい。と感じた。
またずっと流れる不協和音のような音が不吉で、不安を煽るのに一役買っていた。映画全体に満ち満ちるイヤーな感じ。。。

最後にアビゲイルがウサギを踏みつけるシーンがとてもイヤで、印象に残った。

アンはあのシーンで彼女が実は悪なのだと遅ればせながら気づき、後悔の念に駆られながらも、女王である自分が上なのだとアピールしていたのだろうか。

という事で、いわゆるイヤミス、、の類。下品なシーンもあるし、あまり誰も彼もには勧められない。
まみむめも

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