水のまち

ザ・スクエア 思いやりの聖域の水のまちのレビュー・感想・評価

3.0
「芸術がゴミのようだ!」とは言ってみたかっただけ。芸術とは信心の上に成り立つまやかしのように、暴徒化した全人類総アーティスト時代を、布切れ一枚に500億円の値がつくことを、皮肉を込めて表現の自由の限界まで探る。人の創り出すものにそもそもは価値はなく、それを欲するが故に価値が生まれるなんて知ったことだけど、某世界的アーティストは誰よりもプレゼンが上手いとか、某ミュージシャンは新曲を出す度に御布施しろ!とかおどけてみたり、某スポーツの代表選手選考は広告料が左右しているだとか、結局いつもメッキのように、何にでも姿を変えるお金がチラつく、それが現実、腹は減るもの。水木しげる先生は、「何でも芸術と言えば芸術だろうけれども、少なくとも不快であってはならない」と、言っていたようだけど、知らない?

公式HPの数々のコメントが、皮肉にも二重構造に思えて笑える。
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