みゆ

七番目の道づれのみゆのレビュー・感想・評価

七番目の道づれ(1968年製作の映画)
3.5
ロシア革命後の帝政ロシアの凋落を、前半は息苦しい密室劇、後半は老将軍の地獄巡り的放浪記で展開していく。アレクセイ・ゲルマンらしいカオティックさはないものの、安易な旧体制批判やプロレタリア革命礼賛に陥らない描き方を、共産党体制下で描いているのが面白かった。
みゆ

みゆ