夏色ジーン

ナチュラルウーマンの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)
3.7
感想川柳「これは問い 答えは自分で 見つけましょう」

レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)

ウェイトレスをしながらナイトクラブのシンガーとして歌うトランスジェンダーのマリーナは、歳の離れた恋人オルランドと暮らしていた。しかし、オランドは自身の誕生日の夜、自宅のベッドで意識が薄れたまま亡くなってしまう。最愛のオルランドの死により思いがけないトラブルに巻き込まれ、容赦ない差別や偏見を受けるマリーナは、女性として生きていく権利を胸に前を向いて歩くことを決意する…というお話。


今巷で話題の『LGBT』の『T』の作品。(._.)

なんでチリなのかなと思いましたが、チリはトランスジェンダー法があるくらい進んでる国なんですね。( ̄0 ̄;14歳から戸籍の変更が可能だそうです。

でも主人公が受ける扱いは酷いものでした。(;つД`)制度が整っても人が追い付いてない?オルランドの息子や取り巻きを見て、同じ男として恥ずかしいわ。(;´д`)

元妻も冷静かと思いきや『あなたを傷付けたらごめんなさい。でもこう思ったの"変態"だって。目の前のあなたを理解できない。神話の怪物"キマイラ"みたい。』というセリフをシレッと吐きやがる。(# ゜Д゜)そりゃオルランドから別れを告げられてもしょうがないわな。

それでもマリーナは『謝らないで』と言っていたけど、本心はいかほどか?(*_*;

重ねて元妻の『失礼はお詫びする、でも愛する人を守りたいの』というのは最早意味不明(-。-;)

この類いの人間は『ちょっかい出さないと気が済まない』んですかね?(。_。)φ心中どう思おうが人それぞれだから構わないけども、わざわざ口に出す必要が?(`□´)

自分の周りにトランスジェンダーはいないので、実際に対峙したらどういう気持ちになるか分かりませんが、マリーナの言うとおり『1人の人間として』接したいと思います。(*´-`)まだ存在を『認知』しただけで『理解』したとは言えない。


特典映像で主役でトランスジェンダーの『ダニエラ・ヴェガ』が『この作品は"答え"ではなくて"問い"』というのが印象的でした。( ゜o゜)

実際マリーナがなぜ衝動的に通夜や葬儀に行ったのか理解できませんでした。何の考えもなしに行ったら罵倒されるだけなのに。(*_*;これも"問い"なんでしょうね。

元々コーディネーターとして監督と出会ったのに、女優としてここまでやれるのは凄い。(._.)

気になるセリフ
『私を愛の動機にしなさい。私を平和の手段にしなさい。』

んでまず(^_^)/~~