ゆき

素敵なダイナマイトスキャンダルのゆきのレビュー・感想・評価

3.5
ロマンカクメイ

“伝説”の雑誌編集長の存在も、70~80年代のエロカルチャー隆盛期も知らずに見てしまった身分には、もはやファンタジー。
「母が不倫相手とダイナマイトで爆死」という衝撃の過去を笑い話にしてくれる存在に、唖然とした主人公を見たとき「人」の話だったんだなと痛感。
笑って欲しかったんだろうな、自分の中で消化するためにも。
「全裸監督」のモデル村西さんと比較すると、アングラ感ムンムンのサクセスストーリー。
眼鏡の曇り具合と、三浦透子の怪演が光る。
原作の温度感もちょっと味わってみたい。

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グラフィックデザイナーを目指すもエロ雑誌業界の世界に入り込んでしまった青年。写真家とコンビでを組み80年代にブームを巻き起こした伝説のエロ雑誌の名編集長となるも…
ゆき

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