やや

バック・トゥ・ザ・フューチャーのややのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなに構成が綺麗な作品は初めて観たかもしれない。
SF、友情、恋愛と要素たっぷりながら最初から最後まで一切のムダがなくしっかりまとまっている。
これが85年の作品かぁ。たくさんの人が「映画No1はバックトゥーザフューチャーだ!」と豪語する気持ちがよくわかった。

全ての描写が伏線、と言わんばかりで「そんなとこまで回収する?」とずっと感心しっぱなしだった。
時計塔、ママの「女からいくなんて」という小言、パパの虐められ方、最後に木が倒れたことすら伏線になるんだなぁ。
おじさんの「もうオリに入ってる」は笑った!

タイムトラベルに行く時も戻る時もテンション上がる~!デロリアンが消えたあとで轍と炎だけ残るのカッコイイし、到着時に必ずどこかに突っ込んでるのも面白い。笑

クライマックスでタイムリミットが近い中でトラブルが立て続けにおこる。エンジンがかからない、ケーブルが抜けて刺さらないというシンプルな障害なのにしっかりハラハラドキドキするし、それらを全て解決してのタイムスリップの爽快感といったら!
ラストでデロリアンがパワーアップしてるのも、これからまた冒険が始まりそうな終わり方も最高にワクワクする。

昔の作品だけど色褪せておらず、コメディ調の演技も楽しい。何も考えずさらっと観れる上にとても面白かった。
万人にオススメできるし是非観てほしい作品だと思います!
やや

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