Ki64

バック・トゥ・ザ・フューチャーのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

皆様のベストムービーや、死ぬまでに観たい~でも良く選ばれてるし、間違いなく名作であるこの作品。

「えっ?観たことないの?」
はいぃ……テレビでやってたのを、子供の頃チラ見したレベルでちゃんとは観てなかったんです。

理由は『もう古いかな』って思ってた部分が正直ある。当時観てたら興奮してた部類だろうな、とかって勝手に思ってた。CG面に不安を感じていたのもある。
『グーニーズ』や『シャイニング』が自分の中ではまさにそうなんだよな…

って感じでなかなか踏み込めなかったんだけど、鑑賞のキッカケは『いやお前悪魔の沼ちゃんと見れたやん』っての。1976年の作品を観れたんだからいけるだろうと、とうとうバックトゥザフューチャーをレンタル。


いや、めっっっっっっっっっっっちゃ面白かった!!
何これ凄い!こんなに面白いんだ!予想を超えたよ!
レビュー考えてる今でも興奮が収まらないよ!
古臭さ気にならなかった!

ドクが発明した例の車で未来か過去に行って~ってくらいしか分かってなかったんだけどこんな風に展開するんだね。


イケてないマーティの家族。特にTV観て笑う父の哀愁ヤバい…
過去に到着後、カフェでビフにいじられ何も返せない若き日の親父を隣でガン見するのめっちゃ笑ったww見過ぎだろww

救命胴衣めっちゃ言ってくるやんってのと『ヘビーだぜ』『重さは関係ない』とジェネレーションギャップ面白いのに更に『カルバンクラインさん』が畳みかけてくるw

過去のドクととりあえず無事出会い、未来からきたことを信じさせる材料が結構揃ってたのも手際良き。写真の兄弟が消えていくのはちょっと斬新w

親父を助けて分かりやすく分岐させてしまったのを上位方向へ修正する流れ面白いね。
よわよわジョージをお手伝いするマーティのヒーロー感結構好きなんだよな。特にカフェで足引っ掛けて逃げるシーン。
あのスケボーでの移動、時代を感じるけど良いなw

色々あってプロム当日。殴る予定の相手がビフになっててビビりまくるジョージが手を震わせてるシーンは『いけ!やっちゃえ!』って応援したくなった。いやしてたけど。
無事うまくいきマーティのギターシーン、そしてクライマックスの未来へ戻る前のトラブル連打。
なんだろう、胸熱名シーンばっかりw面白いし応援したくなるし、退屈に感じられるシーンがほぼなかった。
とりあえずマーティのこの変態的な寝相はなんなのww

ラストの年季入ってる繋ぎ合わせた手紙も憎い演出!
面白展開の中にこういうのをひっそりと差し込んでくるのが素晴らしい。

流石の名作。マジで観て良かったです。本当に忖度なしで、面白い1本でした。
最近、面白い映画に出会えたあとの余韻、高揚感が気持ちいい。

『悪魔の沼』ありがとう、良い薬でした(過去形
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