世代を超えて愛され続けるシリーズ
誰もが一度はタイトルを聞いたことがある作品。私も吹奏楽部に所属していた時、あの有名なテーマソングを演奏した。そんな名作をある程度映画の評価をできるようになった今、観てみようと決めた。
まずは導入。主人公たちにアクシデントが降りかかりながらも、スムーズで無駄なく本題へ入っていく様は、観ている側もストレスフリーでよかった。前置きは長すぎず短すぎずで、作品の中に引き込まれた。
タイムスリップをしてもなお、かなりのアクシデントが起こる。2時間弱の尺に収まるのか？不安になりながら観てしまった。しかし、そんな心配は無用だった。テンポよく問題が解決して行き、見応えのある内容。よかった。
ただタイムスリップして現代に戻ってくるだけの話ではなく、恋愛、アクション、SF…さまざまなテイストが含まれていてこれまた面白かった。親の幼少期を絡ませて来たのも正解。昔と今ではこんなところが違うけれど、こういうところは変わってないんだなって伝えられているところもすごい。「時代を超えても変わらないものもある」そんなメッセージ性も含まれていたように感じた。
今挙げたことは、名作と呼ばれた理由の１つかもしれない。だが、この作品を深く掘り下げていけばもっともっと観客を楽しませる仕掛けが見つかると思う。何回も観ることで、多くの視点からこの作品を味わい、ずっと大切にしていきたいなと思う。
