ワン

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。のワンのレビュー・感想・評価

4.0
結婚3年目のサラリーマンのじゅん(安田顕)が仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえ(榮倉奈々)が血を流して倒れていた。じゅんはあわてて介抱するが、血はケチャップで、ちえは死んだふりをしていただけだった。妻はその理由は言わず、ただ笑うだけ。それ以来、ワニに食われる、銃で撃たれる、頭に矢が刺さっているなど、毎日のように死んだふりをする妻に、じゅんは呆れながらも徐々に不安を覚えるようになる。


元ネタは2010年のYahoo!知恵袋。正直旬は過ぎている気がする。じゅんとちえの夫婦だけではなくじゅんの後輩の夫婦だったりクリーニング店の常連客の夫婦だったり何組かの夫婦を見せて夫婦というのを考えさせる映画だった。文豪の言葉を文豪の言葉で返すのはなかななかなかおしゃれだと思った。
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