くじら

チャーリーズ・エンジェルのくじらのネタバレレビュー・内容・結末

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

 シリーズは今作しか見ていないが俳優陣、ストーリー、アクションともにとてもよかった。

ストーリー
 どこででもテロを起こしてしまえる欠陥のあるエネルギー装置を作ってしまったエレーナがタウンゼンド社に依頼するも、何者かに狙われてしまう。タウンゼンド社のジェーン、ジェーンの上司のボスレー、後から追うサビーナ。その戦闘でボスレーは死亡。新しく女性のボスレーが。
会社に忍び込んで試作機を取りに行くもサンプルは研究室の一つを残し持ち去られていた。エレーナたちはエレーナの上司を追いトルコへ。
 そこで取引現場の競馬場でおさえようとするも失敗。何とか取り付けた追跡装置で跡を追う。向かった先の工場?では取引しようとしたエレーナの上司が殺される。見張りについたエレーナが見つかりそうになり戦闘開始。撤退しようにもボスレーがいない。なんとか拠点に戻った3人だが突然爆破され、エレーナは現役を辞めたボスレーに連れ去られてしまう。
 ボスレーが言うには現役をやめたボスレーが企んでいたことを阻止しようとしていたとのこと。
 エレーナはエレーナの会社の社長のパーティー会場へ連れ込まれ、同僚を殺すと脅されてエネルギー装置の操作権限を渡す。会場にたどり着いたサビーナたち。ジェーンは仇を討ち、サビーナがエレーナたちを救出し、元ボスレーも眠らせて任務完了。
 エレーナは訓練を受けてエンジェルへ。

感想
 男性からの押し付けや決めつけ、害悪の描き方が上手かった。そしてサビーナのように自由を求める姿や自分が選択することがとても気持ちよかった。シスターフッドの描き方もよく、サビーナとジェーンの病院でのシーンがとてもよかった。
 トルコでの情報を持つ町医者の女性が言っていた未婚の母親たちのこと、きっと支援がなくて医療ができないとかではなく、地域的に名誉殺人にあったのかもしれないと思った。女性であるということで勝手に決めつけられて苦しんでる全ての女性にエールを送る作品だった。
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