K800

チャーリーズ・エンジェルのK800のレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.7
新しいエンジェルたち

今作はキャメロン・ディアスらが演じていた2000年の作品に比べてアクションや変装など多くの面でグレードアップされていた。
今作のエンジェルたちは2000年版に比べて、それぞれのキャラが立っていてすごく良かった。特に、キャラごとに合ったファッションやファイトスタイルが確立されていてキャラクター像を掴みやすかった。クリステン・スチュワート演じるサビーナはとてもカッコよくて👍👍

前作から時が経ち、チャーリー・タウンゼント社は探偵社から情報組織へと進化し、世界中に支部を持つようになっていた。
また、ボスレーとはビル・マーレイのことではなくその役職を指す事も分かった。
初代ボスレーはビル・マーレイのはずだがプロフェッサーXに変わっていた事には驚いた。
今作は監督のエリザベス・バンクスが男性アクションを真似ていないと言っていた通り、女性キャラクターの特徴を活かしたアクションが見れて新鮮だった。
マイケル・キートンは「バードマン」だ「バットマン」だとジェネレーションギャップを感じさせるシーンは最高に笑えた。他にも笑えるシーンが沢山あり、楽しむことができた。どうでもいいが私はバードマンの世代だが、マイケル・キートンというとバットマンのイメージがある。

他の場所で活躍するエンジェルとして様々な人がカメオ出演していてテンションが上がった。元UFCチャンピオンのロンダ・ラヴジーや、「バンブルビー」のヘイリー・スタインフェルド、「リバーデイル」のリリ・ラインハートなどが出演していた。
私は知らなかったが初代エンジェルのジャクリーン・スミスも出演していたらしい。

このような面白い作品を作り、さらには自身でボスレー役としてキャストも務めたエリザベス・バンクスには脱帽。今後注目していきたい。
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