2023をこの映画で締め括れたのは良かったかも。
ヒューマンドラマ。
なんかなんとも言えないテンポと空気感で、最初はどういう映画？？？と思ったけど、ジャスミンが掃除するあたりからすごい動き出しておもしろい。
ジャスミンのことがみんな好きになっちゃうよね。すごい魅力的な人間だわ。
本当に自由だしやりたいことやるけど、なんか憎めないし不思議な人だわ。最後まで彼女自身の過去や経緯の説明はないけど、冒頭や挟み込まれる映像でなんとなーく…うっすらと分かる。子供がいないことも。でも負い目を感じてるわけでもないし、なんか人生に後悔なく生きてて見ていて気持ちよさがある。
ブレンダは本当に仕事も家庭も大変で、イライラしてたのすごく分かる。でもそこでジャスミンに会って、打ち解けていって、本当のブレンダが見えてきて良かった。カリカリしてたのも全部疲れてたり余裕がなかったりなんだよね。その変化が見れたのが良かった。
最後だけ『これは…どういうことだ….？』となった。ジャスミンの背景が分からないから、まだ夫と別れてないからなのか、ブレンダのことを大切に思っていてこの環境を変えたくないからなのか、結婚する気はもうないのか、分からない。でもこの分からなさがなんか、余韻として映画の印象として、いい感じに残る。
ショーの曲良い。
