ぶたぶー

コンジアムのぶたぶーのレビュー・感想・評価

コンジアム(2018年製作の映画)
4.4
マジで怖い!

最初ドキュメンタリー調で始まって、心霊スポットをアトラクション感覚だったりビジネスとしか考えていない若者たちのノリを映して『コイツら酷い目に遭いそうだな〜』て感じを良い感じに味わえる。

途中からは放送視点になって、定点カメラやそれぞれの視点カメラや表情カメラが映し出されていくのが、生放送感があって新鮮で面白かった。
怖がる人の表情がアップになるだけでも怖いし、怖がるバリエーションが多くて役者もすごいなーと感じられた。

ラスト30分から怒涛の怖さだった。
あの黒目になって「ペチャクチャリショリ」みたいな声を発するところをちょうど寝る前に観てしまって、『あ、これ本当に怖いやつ』となった。
かなり怖かった。アレを皮切りにめちゃくちゃホラーになっていく。あと、傷が入れられた人間がゆっくり向きを変えてくるのもめちゃくちゃ怖かった。

最後のスピード感ある直接的な怖い映像は、まさにラスト感あった。
最後椅子から立ち上がってたけど、元々用意された映像は椅子だけだったのかもしれないな。
あと、視聴者数が最後激減してたのも、いつからか放送されてなかったのか、はたまた数字自体が操られて、積極的な行動をとるように仕向けられてたのかもしらない。

怖いけど、おすすめの映画ではある!