全くの恥ずかしい話、ラッカという街を知らなかった。
シリアのドキュメンタリー鑑賞は二本目なのに。
前作(『それでも僕は帰る』)は対政府軍で、国が自分の国を壊すことが信じられなかった。本作は台頭してきたISの恐怖。
ルワンダ大虐殺や、光州事件同様、情報遮断が一番恐ろしいということを感じる。
スマホやSNSの普及で
情報発信が手軽になったと同時に
個人情報(この場合は発信者)も
入手しやすくなり、対立の仕方も変わってきている。
私の一番の疑問は
こういう活動をしていない
普通の人々は
今、何を考え、どうやって生活しているのか?ということだった。
ともあれ
映画で少しでも、知らない世界を観られる事がありがたい。
2018.5.15 名演小劇場にて鑑賞