このレビューはネタバレを含みます
まさかテリー・ギリアムの「ドン・キホーテ」が完成するとわな!!
つかまだ諦めてなかったのか!
とゆー衝撃。
『ロスト・イン・ラ・マンチャ』では「ドン・キホーテ」の世界へタイムスリップする設定だったけど、本作では現代に過去の遺恨として「ドン・キホーテ」が甦る形に逆転している。
はっきり云ってだいぶクセがつよい作りなので判り難い部分もあるけど、ギリアムがドン・キホーテに魅了され、どんな想いを重ねているのかを考えるとじつに複雑な、メタ的情念と自嘲が入り混じる作品におもえる。